高速道路で無料Wi-Fiスポットがはじまったので、中央道の双葉SAで試してみました

高速道路で無料Wi-Fiスポットがはじまったので、中央道の双葉SAで試してみましたてにもつひとつでC-NEXCO Free Wi-Fi Spot

高速道路のサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)で無料でネット接続できる公衆無線LANサービスがはじまりました。

「 C-NEXCO Free Wi-Fi」というもので、NEXCO中日本が管轄する高速道路のSA・PAで、8/30から使えるようになっています。

どこで利用できるのか?

NEXCO中日本の公式リリースによると、8/30の開始時から東名高速、中央道、名神、長野自動車道、北陸自動車道など130カ所のSA・PAで利用できるそうです。

下記のPDFファイルはサービス提供中のSA・PAの一覧です。見てみると、だいたいのSA・PAで最初から提供されていますね。

→参考資料:8月30日よりサービスを開始するSA・PA(PDF)

ただし、施設内ならどこでもいいってわけではなく、フードコートなどが主な場所となるようです。どれくらいの範囲でつながるのでしょうか。

サービス提供中のSAやPAには下のマークがあるみたい。

Nexco free wifi mark

回線はソフトバンクモバイルが設置している『ソフトバンクWi-Fiスポット』を利用したサービスだそうです。

接続するための条件は?

サービス自体は無料ですが、利用するためにいくつか条件があります。

  1. 1回15分以内。1日3回まで。(つまり最大45分/日)
  2. 現地でメールを使っての登録が必要(スマホなどWi-Fi以外でメールを確認する手段が必要…)
  3. パスワードの有効期限は6ヶ月。それ以降は再登録が必要。

どんな人が使うのか?

高速道路のSAやPAでの無線LANって、どんな人が使うのでしょうか。

運転中の休憩で訪れる場所なのでそんなにゆっくりもできないでしょうし、仕事でノートPCやタブレットを使って日常的にネットに接続する人は、ポータブルWi-Fiなどを自分で持っていると思うんですけど。

NEXCO中日本によると、「災害時の通信手段の確保および平常時におけるお客さまの利便性の向上に寄与することを目的に提供」しているそうです。

確かに震災の時など、電話回線がつながりにくい緊急事態の場合は、ありがたいと思います。

実際に使ってみた

というわけで前置きが長くなりましたが、高速道路に乗る機会があったので実際にC-NEXCO Free Wi-Fiを試してみました。

利用した場所は、中央道の双葉SAです。

双葉SAの下り(長野方面行き)では、施設に入る自動ドアのところにマークが貼ってありました。

Nexus7でWi-Fiを探すと…

ありましたありました。

ここからちょっと手間どったんですけど、登録するときにパスワードがメールで送られてくるので、メールを受信できるスマホ携帯電話回線がないといけません。

というわけで、続きはiPhoneで登録することに。

まだ登録していないiPhoneでC-NEXCO Free Wi-Fiを選ぶと、このような画面が出てきます。

登録自体はメールアドレスを入力するだけで、すぐに終わりました。

登録後、パスワードがメールで届きます。

パスワードが届いたあとに、もう一度C-NEXCO Free Wi-Fiに接続します。(ここが地味に面倒です…)

先ほど届いたパスワードを入力します。ログインIDは自分のメールアドレス。

これでつながりました。

スピードは2MB弱といったところでしょうか。使ってる人がほとんどいなそうなので、街中のマクドナルドなどと比べると速いです。

ちなみに、SA内の駐車場ではギリギリつながらなかったです。やっぱり施設周辺のみサービスみたい。

ひとこと by てにもつ

登録自体は簡単なものなのですが、その場で登録しないといけないのが面倒たなぁと感じました。

事前にPCから登録しておけるといいのにね。