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そろそろ夏休みやお盆の計画をたてている頃でしょうか（遅い？）。
JR東日本の新幹線や特急に「えきねっとトクだ値」という割引制度があるのを最近知りました。
運賃が最大で40%OFFになるという結構お得なしくみなのに、あんまり知られていないようなのでご紹介します。
この夏に帰省を考えている方、もしかしたらこの「えきねっとトクだ値」を使ったらだいぶ節約できるかもしれませんよ〜。
ネット限定の割引きっぷ
「えきねっとトクだ値」は、その名のとおりJR東日本のウェブサイト「えきねっと」だけで申し込める割引制度。
乗車料金が最大で40%（新幹線は35%）まで割引になります。
特長をまとめると…
・1ヶ月前〜当日1:40までインターネットで予約受付
・JR東日本の新幹線、特急が5%〜40%割引（路線・乗降駅により異なる）
・きっぷ発券前ならインターネットから列車・駅の変更可能（人数は不可）
・お盆・年末年始の繁忙期でも割引になる
・ただし対象座席が限られている
どの電車が対象なのか
対象列車は、JR東日本の新幹線と特急です。
JR東日本といえば東北・長野方面と東京を結ぶ新幹線ですね。
僕がよく利用する山梨・長野（松本）へ向かう特急スーパーあずさも対象です。
JR東日本の新幹線
東北新幹線（はやぶさ、はやて、やまびこ、なすの）
山形新幹線（つばさ）
秋田新幹線（スーパーこまち、こまち）
上越新幹線（とき、たにがわ）
長野新幹線（あさま）
JR東日本の特急
常磐線（フレッシュひたち、スーパーひたち）
中央線（スーパーあずさ、あずさ、かいじ）
外房線（わかしお、内房線、さざなみ）
総武本線（しおさい）
２種類の割引きっぷ
新幹線の場合は「えきねっとトクだ値」と「お先にトクだ値」という2つの割引制度があります。
「えきねっとトクだ値」は当日の1:40まで受付していますが、割引率は5%〜15%。
それに対して「お先にトクだ値」は、13日前までの受付ですが25%〜35%の割引になります。
特急は「えきねっとトクだ値」しかありませんが、1:40までの予約で20%〜40%程度の割引になります（ちょっとややこしい）。
えきねっとトクだ値
予約期間：乗車日の1ヶ月前（同日）の午前10時00分〜当日の午前1時40分まで受付
対象列車（割引率）：新幹線（5%〜15%OFF）、特急（20%〜40%OFF）
お先にトクだ値
予約期間：乗車日の1ヶ月前（同日）の午前10時00分〜13日前の午前1:40まで受付
対象列車（割引率）：新幹線（25%〜35%OFF）
いくら安くなるの？
で、実際にいくら安くなるのかですが、下記が代表例になります。（公式サイトより抜粋）
乗る列車と区間によって異なるので、詳細は公式サイトの「対象列車・価格」ページのPDFで見てみてください。
たとえば松本や小淵沢まで行くなら
photo by Kuraken
実際に、僕がよく利用する中央本線の「スーパーあずさ」と、中央道を走る「高速バス」を例に、バスと電車で行った場合の運賃を比較してみます。
たとえば新宿から松本（長野県）までの運賃をしらべてみると…
新宿→松本
スーパーあずさ[通常料金]：6,710円
スーパーあずさ[トクだ値料金]：4,350円（35%OFF）
高速バス：3,400円
もう少し手前の小淵沢までの運賃もしらべてみると…
新宿→小淵沢
スーパーあずさ[通常料金]：5,550円
スーパーあずさ[トクだ値料金]：3,600円（35%OFF）
高速バス：2,440円
結果はやっぱり高速バスのほうが安いのですが、通常は2倍くらいしていた電車の運賃が、トクだ値を使えばプラス1,000円くらいで乗れることになります。
まとめ
1,000円安い高速バスを選ぶか、プラス1,000円で少し早くて快適な電車を選ぶか。人によって答えは違うと思いますが、一度、検討してみる価値はありますよね？
金曜日の夜になると新宿西口の高速バスターミナルは上高地方面に行く登山客で賑わっているのですが、もしかしたらトクだ値を使って電車で行った方が、電車の乗り換えも楽だし、快適かもしれませんね。
青森、秋田、山形など東北方面に帰省される方も、一度料金を比較してみてはいかがでしょう？
今ならまだ、夏休みのきっぷも予約できるかもしれませんよ〜！
