昔撮ったビデオテープを片っ端からiPhoneで観られるようにしてみた

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photo by foshydog

ウチの実家には、自分が子どもだった頃に両親が撮影したVHS-C(通称Cカセ)やミニDVのテープがたくさん眠っています。

そろそろテープを再生するビデオデッキも壊れてきて、気軽に観られなくなってきた今日この頃…。完全に観られなくなる前に、データ化して保存しておくことにしました。

Macならこのソフト一択

僕はMacを使っているのでMacで使える変換ソフトを探してみたところ、『ビデオテープをDVDやHDDに保存 for Mac』というソフトがありました。なんという直球な名前。というかMacで手軽にビデオを取り込めるのは、このソフトくらいしかないようです。

Amazonだと定価より若干安い6,644円。楽天だと1,000円くらい安く買える店舗もあります。これでいろんなタイプのテープをデータ化できるなら安いものだと思い、即決しました。

ちなみにWindowsなら『ビデオテープ to DVD Windows版』というソフトがあります。こちらはAmazonが4,000円台で、楽天よりAmazonで買った方が安いようです。

アナログ出力ができるビデオデッキなら何でもOK

上のどちらのソフトもビデオデッキとの接続ケーブルが付属しているので、VHSのビデオデッキやミニDVのビデオカメラなど、アナログ出力ができる機器なら何でもMacやPCと接続して変換できます。

ウチには3種類のビデオテープあったので、それぞれ下記の方法で再生してMacに取り込みました。

●VHSテープ → 実家にあるVHSビデオデッキで再生
●VHS-C(通称Cカセ)テープ → VHSへの変換アダプターを使ってVHSビデオデッキで再生
●ミニDVテープ → もうすぐ壊れそうなミニDVビデオカメラで再生

VHSのビデオデッキと接続できるので、その昔録画したテレビ番組もデータ化できます。ウチには「モンティパイソン 日本語吹き替え版」という、ごく一部の人にとって貴重なビデオテープがあって、これも近日変換予定。
(と思ったら数年前に日本語吹替復活DVD BOXなんてのが出てたのを今回はじめて知りました…。もはや貴重ではないのか。)

基本は、ケーブルを接続して録画するだけ

使い方は簡単です。
ビデオデッキやビデオカメラを付属のケーブルを使ってMacと接続したら、あとはインストールしたソフトの「録画」ボタンを押すだけ。テープの最後まで取り込んで「保存」を押せば、データ化されます。

『ビデオテープをDVDやHDDに保存 for Mac』でパリ旅行のビデオをデータ化

上の画面は、7年くらい前に行ったフランス旅行のビデオを変換しているところ。

データ化したあとは、DVDにもiPhoneにも

Macの中にはQuickTimeムービー(movファイル)として保存されるので、HandBrakeなどでMP4形式にすればiPhoneやiPadでも観られます。

じつは少し前に両親にiPadをプレゼントしていたので、iPadに変換した懐かしの家族ビデオを入れて観られるようにしたところ、とてもよろこんでくれました。

ちなみにこのソフトにはToast Basic版が付属してるので、DVDに焼くこともできます。

ビデオを取り込んだら、まずは保存用にDVDに焼いておき、よく観るものだけをiPhoneやiPad用に変換して観る、という使い方がいいのかな。

さいごに

年末年始、実家に帰る方も多いと思います。皆さんも押し入れの奥に眠っているビデオテープをデータ化してみてはいかがですかー?