図書館で本を借りる人へ。日本中の図書館を横断して検索できるサイトの使い方

図書館で本を借りる人へ。日本中の図書館を横断して検索できるサイトの使い方てにもつひとつでカーリル

図書館大好きの @tenimo2 です。

最近の図書館はホームページで蔵書の検索ができて、おまけに予約までできるのですごく便利ですよね。最寄りの図書館に蔵書がなくても同じ地域の図書館の本を取り寄せられるので、僕もよく活用しています。

でも、もっと便利に図書館の本を調べられるサイトがあるので、今日はそれをご紹介します。『カーリル」という日本中の図書館を検索できるサービスです。

日本中の図書館を横断して検索できる


カーリル | 日本最大の図書館蔵書検索サイト

カーリルは、日本全国の図書館の蔵書を横断して検索できるサービスです。
公立の図書館はもちろん、金沢21世紀美術館のアートライブラリーから日本山岳会図書室といった専門図書館まで、全国6241の図書館の本を検索できます。

公立の図書館はふつう、その市区町村に「自宅がある」もしくは「職場がある」場合に利用できるというルールになっているのことが多いですよね。カーリルではその両方の蔵書を一度に検索できます。

検索しやすくて、しかも今の状況がすぐわかる

検索結果は、Amazonから表紙の画像を引っぱってきてサムネール表示されるので、すごくわかりやすいです。

図書館のホームページの検索は1文字でも間違えると検索結果に表示されない融通の利かないものが多いですが、カーリルはゆらぎ検索で関連していそうな本を次々と表示してくれます。こっちのほうが、ずっと直感的。というか図書館のホームページってなんであんなに使いづらいんでしょうかね…?

本の状況も「蔵書あり(貸出可)」「貸し出し中」「蔵書なし」と、わかりやすい表示で教えてくれます。

▼検索結果。ぱっと見でどの本がどんな状況かすぐわかる!

カーリルの検索結果の画面

▼詳細ページ。自宅と職場の近くなど、複数の地域の図書館を「お気に入り図書館」に登録しておけば、地域をまたいで各図書館での本の状況を一覧表示してくれます。

カーリルの詳細画面

「読みたい本リスト」に貯めて、まとめてチェック

Amazonの欲しい物リストのような機能もあります。「読みたい本リスト」に本を登録しておけば本の状況がすぐわかるので、図書館に行ったときに借りられるものをすぐに見つけられます。

この「読みたい本リスト」は、検索結果ページでボタンをポチッと押すだけなので登録もかんたん(宣伝文句みたいになってきましたが関係者ではありません…)。読み終わったら、やっぱりボタン1つで「読んだ本リスト」に移動できます。

▼読みたい本リスト。貸出状況が図書館ごとにわかる。

カーリルの読みたい本リスト

ブックマークレットが神

そしてさらに。「Koonies/こりゃいいな!」さんが作った“Amazonの詳細ページを見ているときにカーリルで検索できる”ブックマークレットが、カーリルをより劇的に便利にしてくれます。

このブックマークレットをブラウザに登録しておけば、Amazonで欲しい本があったとき、買う前にまずはカーリルでサクッと検索できます。もう、カーリルを使う中でいちばん恩恵を受けている機能です(Kooniesさん、ホントありがとうございます)。


Amazonからカーリル(全国図書館検索)へ飛ぶブックマークレット

ブクログやメディアマーカーとも相互連携

書評サイトのブクログ、メディアマーカーなどとも本の詳細ページの相互リンクを貼っています。

この本の評判はどうかな?と思ったときに、すぐにレビューを見ることができます。

さいごに

結構有名なサービスなのですが、周りの人に話したら思ったより知られていなかったので、あらためて『カーリル』のことを書いてみました。

僕はこのサービスを使わないでの図書館の利用は、もう考えられません…。図書館LOVEな方は、ぜひ一度試してみてください。

というか、図書館っていいですよね〜。